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プロジェクトについて
全国に 10万人から 20万人の骨転移患者が存在すると推定されますが、骨転移患者数の正確な集計はないのが現状です。
今後、高齢化の進行と進行癌の生存期間が延⾧に伴い、骨転移の累積罹患者数は益々増加すると想定されます。
骨転移は治癒することは少ないため、支持療法は骨転移の治療・ケアにおいて極めて重要な位置を占めることになります。治療の際は多領域にまたがる治療提供者のキャンサーボードで治療方針を討議することが必要となります。
しかし、地域のがん診療病院において、多領域のスタッフを集めることは困難であるために、このプラクティス・ギャップを埋める必要があり、地域がん診療病院における骨転移診療支援・連携体制の確立を目標とするために本サイトをたちあげました。
本プロジェクトは地域医療振興協会/ファイザー公募型医学教育プロジェクト助成事業の「地域格差を是正する為の医療提供体制の効率化・最適化を推進する取り組み」の支援を受けて、日本がんサポーティブケア学会・骨転移と骨の健康部会が中心に運用されています。
『Team BMCB – Sessa』の由来について
Sessaは切磋琢磨の「切磋」、「匪たる君子有り、切するが如く 磋するが如く、琢するが如く 磨するが如し(有匪君子,如切如磋,如琢如磨)」という詩経の一節から来ています。
「切」とは骨を切って加工する作業、「磋」とは象牙をといで加工する作業のことで、骨転移の自己研鑽に相応しい言葉だと思います。
『Team BMCB – Sessa』のロゴマークについて
Sessaというアルファベットは骨格をイメージしています。
最初のSがスカル、頭蓋骨です。eは上肢帯の骨です。続くssは肋骨、aは骨盤骨です。
横に入る棒線は脊椎のイメージです。